慢性扁桃炎の対処方法!
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扁桃炎には漢方薬の葛根湯が効く

扁桃炎は小さな子供がよくかかる病気で、舌の付け根部分にある扁桃という組織が赤く腫れたり、刺激感や痛みを感じるのが特徴です。
子供だけでなく、大人もこの病気にかかる時があり、その場合には首回りが腫れたり、倦怠感や悪寒、頭痛などを生じることになります。
また、高熱が出ることもこの病気の特徴の一つで、発熱すると体温は38度以上に上がることもあります。

扁桃炎というのは、このように喉の入口近くにある扁桃という組織が炎症を起こすことで様々な症状が出る病気なのですが、この病気を引き起こす病原体にはいくつかの種類があります。
細菌感染が原因となっている場合には、黄色ぶどう球菌が溶連菌、インフルエンザ菌、ウィルス感染が原因となっている場合には、アデノウィルスやヘルペスウィルスなどが病原体となります。

扁桃炎はいくつかの違う種類の病原体が原因となって起きるため、それぞれ治療に使われる薬は異なってきます。
例えば、細菌感染が原因である場合には、抗生物質などが使われることもあります。
しかし、扁桃炎の多くは時間が経てば自然に治ることが多く、治療は対処療法が中心となります。
内科や耳鼻科などの病院を受診した際には、解熱鎮痛消炎剤がよく出されます。

快癒するまでには、症状が出始めてから一週間から十日くらいかかるのですが、基本的には炎症を抑えながら自然治癒力で治していくことになります。
そのため、この病気にかかった時にはなるべく温かくして、体の免疫力を高めることが欠かせません。
その役に立つのが、葛根湯を始めとした漢方薬です。

葛根湯には生薬の葛根や麻黄などが配合されていて、発汗作用や体温の調節作用、血管を拡げて血液循環を良くするという作用を持っています。
こうした働きによって、体の新陳代謝が促進され、免疫力を高めるという仕組みになっているわけです。
扁桃炎に効く漢方薬としては、この他に甘草湯や銀翹散、小青竜湯といった薬があります。
どれも生薬が主成分となっている薬です。

葛根湯はいつ飲めば良いか

葛根湯は扁桃炎の他、風邪などの症状にもよく効くのですが、生薬自体には細菌やウィルスを直接殺すような働きはありません。
そのため、症状が悪化して扁桃の腫れがひどくなってしまうと、効果は薄れてしまいます。
これは、甘草湯や銀翹散なども同様で、基本的にはこうした漢方薬は体の免疫力を高めることで、病気に対する治療効果を発揮するものとなっています。

ですから、葛根湯を始めとした漢方薬を扁桃炎の治療として使用する場合には、なるべく症状が出始めたころに飲むのが良いと言えます。
扁桃は体の免疫機能を司る器官なので、炎症が広がると細菌やウィルスに対する抵抗力が落ちて、他の病気にもかかりやすくなります。

発熱や悪寒といった症状は、こうした免疫力の低下によって起きていると言えます。
とくに高熱が出ているような場合には、すでにかなり症状が進行していると考えられますから、漢方薬を利用する際には、喉の違和感や痛みなどを感じ始める、初期段階で飲むようにしたほうが良いです。

葛根湯や甘草湯といった漢方薬は、生薬が原料となっており、西洋薬のように化学物質などは使用されていません。
そのため、薬を飲むタイミングなどは決められていないことがほとんどです。
しかし、場合によっては発汗作用が効きすぎて冷えなどの症状を起こしてしまうこともありますから、出来るだけ食事をした後に水などで飲むようにすると良いでしょう。

また、服用量はきちんと守るようにして下さい。
漢方薬は西洋薬に比べると副作用などは少ないのですが、人によっては体質的に合わない場合もあります。
こうした場合には、下痢や食欲不振、胃部不快感といった副作用が出ることもあります。

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